最近Xでやたら見かける「syfu」の文字。いつも参考にさせてもらっている仮想通貨系インフルエンサーの方も盛り上がっている。
SyFuとは、決済データを資産に変えるweb3ウォレット。
公式サイトの説明をざっくりまとめると、
- 普段の買い物や食事の決済データをウォレットに集約
- そのデータでNFTがレベルアップして育成ゲームみたいになる
- NFTのレベルや買い物履歴(経済貢献)に応じてトークンやNFTなどの報酬がもらえる
買い物履歴をアプリと連携し、買い物によってNFTを育て、報酬を手に入れようという仕組み。要は「買い物するとネコが育って資産になる」っていう新感覚ゲーム。
auPayを擁するKDDIやマネーフォワードが出資しているので、変なプロジェクトではなさそうである。
今はまだ正式ローンチ前のアーリー段階。早めに触っておくとトークン等のエアドロがあるらしい。試してみたので、始め方を記しておきます。
ドロップされる報酬
- Syfuトークン…市場で取引されるトークン。トークン上場前後にもらえる。
- IGトークン…ゲーム内通貨。育成に使われるらしい。本番サービスの開始時にもらえる。
SyFuアプリの始め方
- アプリをダウンロード(iOS/Android対応)
- メール認証でアカウント作成
- マネーフォワードMEを連携 or 手動で決済データを取り込み
- お店にチェックイン → 決済 → レシートをBIND
- NFTが育つ&トークンが貯まる
1.アプリをダウンロードする
syfuはまだ開発中のため、普通のアプリのようにappstoreではダウンロードできない。まず、testflightをダウンロードする必要がある。testflightは開発中のアプリをテストするための特別なアプリだ。testflightのダウンロードページから入手できる。
testflightをインストールできたら、続いてこちらのリンクからsyfuをダウンロードする。これでテスト用syfuを起動できるようになった。
2025/9/1:現在、通常のスマホアプリとして以下のリンクからダウンロードできるようになりました。ただしテスト版であり、全ての進捗は正式版でリセットされます。9月中旬に正式版に更新されるようです。
2. アカウント作成
ダウンロードできたら、早速syfuを開いてみよう。

最初にメールアドレスの入力を求められる。
ここで入力するアドレスはなんでもよい。SyFuで遊ぶにはマネーフォワードが必要になる(後述)が、ここではマネーフォワードに登録したものと別のアドレスでも構わない。
入力したメールアドレスにSyFuから認証メールが届いているはずだ。これをアプリで入力すればアカウント作成は終了だ。
3.マネーフォワードとの連携
SyFuで遊ぶなら、マネーフォワードMEとの連携がほぼ必須だ。やり方はシンプル。
- SyFuアプリの設定から「マネーフォワード連携」をタップ
- ブラウザが開くので、マネーフォワードMEのアカウントでログイン
- クレカやデビットカードを登録しておくと、その利用履歴がSyFu側に同期される




こうしておけば決済データの取り込みが自動化される。
もしマネフォを使ってない人は、手動でレシートや明細を取り込む方法もあるけど、正直めんどくさい。マネフォ連携しておくのが圧倒的に楽。それに、正式版ではマネーフォワードが必須になるという噂もある。
4. チェックインとBIND
SyFuで一番大事なのが「チェックイン」と「BIND(バインド)」。
これをやることで、決済データを位置情報と結びつけて「ユーザーがちゃんとその場所で買い物した」ということが証明される仕組みになっている。
流れはこんな感じ:
- アプリのマップでお店を選んでチェックイン
- そのお店でクレカかデビットで支払い
- 決済データがアプリに取り込まれたら、チェックインしたお店と紐づける
→ これが「BIND」
ここまでやって初めてNFTに経験値が入ったり、Econ(ゲーム内通貨)がもらえる。
注意点:
- クレカ払いのみ:現金払いやQR決済だとデータが取れないからダメ
- 前後関係が大事:決済後にチェックインだとBINDできない

「お店に入る前にチェックイン、支払いはカードで」って覚えておこう!
5.NFTの育成
SyFuで育てるのは「MANEKINEKO NFT」。


買い物してBINDをすると、このネコが経験値やトークンをゲットしてどんどん成長していく。
成長のステップは3段階。
- Pod:いちばん最初の状態。BINDすると経験値だけもらえる。
- Mini:ちょっと育った姿。ここからは経験値に加えてEcon(アプリ内トークン)ももらえる。レベルアップにはEconが必要になる。
- Prime:最終形態。経験値とEconに加えて、EVT(発掘トークン)まで獲得可能。
ネコにはHPやパラメーターもあって、HPが減ると稼ぎが落ちる。そんなときはEconを使って回復する必要がある。タマゴッチ感覚で、自分のネコを育てていくイメージだ。
パラメーターも強化できる。
- CHARM:トークン獲得量に影響
- LUCK:アイテムボックスのドロップ率(まだ未実装)
- DURABILITY:リペア関連
- BOND:NFTとの絆。レベルとは別で上がっていく
買い物をすればするほどネコが強くなり、リターンも大きくなる仕組みになっている。
トークンの種類と使い道

SyFuでは3種類のトークンが登場する。役割が違うので整理しておこう。
SFT(SyFu Token)
エコシステム全体を支えるメイントークン。
- 長期的な価値を持つ
- マーケットやサービス利用で優遇
- Econを有利なレートで買える
- プロジェクトに貢献した人に配布される
つまり、ガチ勢や長期ホルダー向けの基盤トークンだ。
EVT(Excavation Token)
ネコがPrimeまで育つと、買い物→BINDによって発掘できるトークン。
- ネコのBreedに必要
- Common NFTの寿命延長に使える
- EVTでEconを買うことも可能
ユーザーが現実世界で買い物をすることによって入手できる。
Econ
ゲーム内通貨。いちばん使うものになるだろう。
- ネコの成長やリペア
- チェックイン回数の回復
- Breedのコスト
- アイテムボックス開封
BINDすると手に入るし、買うこともできる(購入分は6か月で期限が切れてしまう)。
まとめると、
- Econ=SyFu内のみで使える通貨
- EVT=買い物により入手し、NFT作成のために消費
- SFT=長期的な基盤トークン
Breed機能と血統ゲームの面白さ
SyFuの本丸は、おそらく間違いなく Breed(ブリーディング)になるだろう。
ただ新しいネコを増やすだけではなくて、世代を重ねて血統を作り込むところに面白さがある。
ダビスタっぽいポイント
- どのネコ同士を掛け合わせるかで、次の世代の能力やレア度が変わる
- 数世代かけて「強い血統」を残せるかが勝負
- 血統を見る目がビギナーと上級者で全然違うのもダビスタと同じ
開発チームも「ブリードこそ本丸」と公言していて、毎日会議で調整を続けているらしい。
具体的な仕組み
- ネコ2体+アイテム+EVTやEcon を消費して新ネコを生み出す
- ジェネシスNFT(上限3,120体)には特別な血統があり、レアな子が生まれる確率が高い
- ただBreedするだけでなく「血統ロジック」を理解して組み合わせると、長期的に強いNFTを持てる
つまり、日常の買い物データで育てたネコをBreedして、「血統の系譜」を作っていくのがこのゲームの醍醐味。
まとめ
SyFuはただのX2E(X to Earn)アプリじゃなくて、X2E+血統育成ゲームの二軸で作られている。
- 買い物データでネコを育てる育成ゲーム要素
- 血統を重ねて新しいネコを生むブリーディング要素
特にBreedはダビスタのような戦略性と奥深さがあって、ハマる人は長期でとことんやり込みたくなるはず。
「買い物 → BIND → ネコ育成 → Breed → 次世代の血統づくり」
このループが楽しめそうな人にはピッタリだ。
コメント