ワクチン接種の順番を心待ちにしている方、予約・費用償還の手続きが知りたい方に向けて、カリフォルニアでのコロナウイルスのワクチンの状況、予約の手順、費用に関する情報をまとめました。
※2021年4月13日時点の情報に基づいています。
カリフォルニアの状況
Googleで「ワクチン ○○州」と検索すると、ワクチンや感染者のデータがわわかります。
ワクチン接種できる人
4月13日現在、
- ヘルスケアワーカー
- 施設(care residence)に長期入居している人
- 感染の可能性が高い人(農業、教育従事者など)
- 16歳以上のハイリスク群(障害、疾病など)
- 50歳以上の成人
以上の人がワクチンを受けられます。
20%がワクチン接種を完了
カリフォルニア州人口の21.4%がワクチンを受け終わっています(4月11日現在)。
感染者数は減少、第4波は起きていない
感染者数は順調に減っています。
コロナウイルスの第4の波が全くありません。
日本のデータはこちら。波形の差は歴然です。感染者人数もアメリカに追いついてきてしまいました。
人種別ワクチンの接種状況
白人が一番接種が進んでいて、31%。次がラティーノ22%。
アジア系は意外と低く、13%。留学生・移民一世の若年層が多いので、まだワクチンを受けられないせいでしょうか。
黒人は3%と極端に少ない接種率です。医療保険に加入していない人は、ワクチン費用が払えないためかもしれません。
今後のワクチン接種の予定
4月15日以降、16歳以上の全てのカリフォルニア州民が接種可能になります。
コロナワクチンを受ける方法
接種を予約する手順① My Turnで接種資格があることを確認する
My Turn(myturn.ca.govまたは (833) 422-4255に電話)で確認します。
まだeligibleでない場合も、MyTurnに登録しておけば、接種可能になったときに通知してくれます。
接種を予約する手順② County(郡)ごとの接種基準を確認する
Countyによっては、接種する順番を独自に定めている場合があります。
接種を予約する手順③ 地元の接種場所を調べて予約する
Googleで「ワクチン ○○County」と検索すると、接種できる場所が次のように表示されます。
CVS、Walgreensなどで受けられます。
接種後は発熱する可能性があるので、一日は安静にしておきましょう。
コロナワクチンの費用は?
保険に加入していれば無料。
薬剤も、接種のオペレーションも保険がカバーしてくれます。
無保険者はどうすればいい?
残念ですが、無保険者にワクチンを受けさせる制度はありません。
ただしMedicareかMedicaidに入れば、無料でワクチン接種を行ってくれる病院があるかもしれません。
無保険者にワクチン接種をした事業者に対する予算が成立しているからです。(The Coronavirus Aid, Relief, and Economic Security (CARES) ActとThe Paycheck Protection Program and Health Care Enhancement Act (PPPHCEA))
その場合でも、全人口をカバーできる程の予算はないため、早々に枯渇するといわれています。無保険者は早めに接種できる病院を探したほうがよさそうです。
コロナワクチンの料金をチャージされた場合はどうすれば良いか
保険に加入しているにもかかわらず料金を取られてしまった場合は、次の手順で対応します。
- 料金を請求された場合は、保険会社に不服申立を行う(grievance)
- 保険会社が却下したり30日以内に解決しない場合は、DMHCヘルプセンター(website, 1-888-466-2219)に連絡する。
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