STEPNにすっかりハマっています。
今回は、STEPNのGSTを出金し、日本円に変えるために私が使っている方法を紹介します。
今でこそ簡単に行っていますが、NFTを買うのはSTEPNが初めてだった私にとっては、始めは調べたり口座を開設したりと大変でした。同じように困っている初心者の方に、一例として伝われば良いと思います。
出金ルート
STEPNのGSTを日本円として日本の銀行口座に出金するには、次のルートを辿ります。
1.STEPNでGSTをUSDCに変換
2.STEPNからBinance(バイナンス)にUSDCを送る
3.バイナンスでUSDCをXRP(リップル)に変換
一旦バイナンスを経由するのは、送金手数料が安いXRPに変換するためです。経由する取引所が一つ増えるためチャージされる回数は増えますが、それでもXRPに変換する方が安いのです。
日本円ではなく米国ドルに換えたい人は、XRPに変換する必要はありません。バイナンスからUSDC→USDに変換して出金すればOKです。バイナンスの場合、USDの出金手数料は15ドルです。
4.バイナンスからLiquidにXRPを送る
私はLiquidを使っていますが、日本円に対応しているなら他の取引所でもOKです。他のSTEPNユーザーの間ではGMO、ByBitを使ってる人が多い印象です。
※Liquidを使っている理由は、SOLの入出金に対応しているからです。Liquidのデメリットは、出金手数料に一律700円がかかること。私は、まとめて出金して手数料率を下げることで対処しています。
5.LiquidでXRPを日本円に変換
6.Liquidから日本円本国内の銀行に送金
ここからは、送金手順を一つずつ説明します。
事前準備
出金する前に、次の準備を済ませておきましょう。
2.Liquidのアカウント開設
1.GSTをSpendingからWalletに移動
GSTのままでは出金できません。まず、USDCに変換します。
USDCではなく、SOLに変換して出金することもできます。私はUSDCの方が価格が安定しているため、USDCを使っています。
Stepnアプリを開き、右上の財布アイコンをタップします。
GSTなどの資産が表示されます。
稼いだGSTは「Spending(スペンディング)」に入っています。
他の仮想通貨に変換したり入出金したりといった作業は、もう一つの「Wallet(ウォレット)」で行います。
Spendingに入っているGSTをWalletに移しましょう。
「Transfer」をタップします。
次の画面が開くので、Walletに移動したい資産を選択しましょう。
「Asset(資産)」をタップします。
今回はGSTを移動するので、「GST」を選択します。
続いて、移動させたいGSTの量を入力します。すべて移動するときは「All」をタップすればOK。
入力したら「Confirm Transfer(移動を確定)」を押します。
WalletにGSTを移すには10GSTが最低金額となります。
10GSTが貯まるまで待ち遠しいですが、がんばりましょう。
確認画面が出るので、「Confirm(確定)」をタップ。
「Transaction submitted, please check the result later(手続をしました。結果を後で確認してください)」というメッセージが出ます。
Walletを確認しましょう。通常は5分以内にWalletに移動します。
SpendingからWalletへの移動は、SOLという仮想通貨のネットワーク上で動いています。他の人からの処理リクエストが殺到して、SOLネットワークが「渋滞」していることがあります。この場合、着金まで時間がかかることがあります。
しばらく待つと、Walletに10GSTが着金しました。
2.GSTをUSDCに変換
続いて、GSTをUSDCに変換しましょう。
「Trade(取引)」を押します。
変換する通貨を選ぶ画面になります。
真ん中の矢印をクリックして上下の通貨を入れ替えると、GST→USDCの変換になります。
変換したいGSTの数量を入力すると、現時点のレートで換算したUSDCの数量が自動的に表示されます。
良ければ「Trade(取引)」をタップします。
確認画面が出ます。「Confirm(確定)」をタップします。
しばらく待つと、「Trade Complete(取引終了)」という文字が出ます。
再びWalletを確認すると、無事にUSDCが増えています。
2.STEPNからBinance(バイナンス)にUSDCを送る
続いて、USDCをBinanceに送ります。
Binance以外の仮想通貨ウォレットでもOKです。
「Transfer(送金)」→「To External(外部へ送金)」をタップします。
送金する通貨を選択します。今回は「USDC」をタップします。
タップすると、送金先の情報を入力する画面になります。
今回はBinanceを送金先として指定します。QRコードを使ってバイナンスのアドレスを入力しましょう。下のアイコンをタップします。
すると、カメラが起動してQRコードを読み取るモードになります。
ここで、別のスマホやパソコンなどでバイナンスを開いてください。
下は、スマホでBinanceアプリを開いた画面です。パソコンでも構造的には同じです。
「Funding」→「Deposit(入金)」を選択します。
続いて、入金する通貨の種類を選択します。
「Crypto(仮想通貨)」をタップして、検索窓に「USDC」と入力します。
ネットワークを選択する画面になります。
ここでは「SOLANA」を選択します。違うネットワークを選んでしまうとお金が戻ってこないのでここは慎重に。
ここまで済ませると、USDCを受け取る「Wallet Address(ウォレットアドレス)」の文字列を含んだQRコードが表示されます。
アドレスは手入力することもできますが、一文字でも間違えるとお金は消えてしまいます。入力ミスを避けるため、必ずQRコードで入力しましょう。
先ほどのSTEPNアプリでこのQRコードをスキャンします。
すると、Binanceのウォレットアドレスが自動的に入力されました。あとは、「Amount(数量)」に送金したいUSDCの量を入力して「Confirm(確定)」をタップします。
確認画面が出るのでもう一度「Confirm」を押します。
一度の外部送金につき0.000005SOLの手数料がかかるよ。僅少額だけど、SOLをWalletに常に入れておくようにしよう。
しばらく待つと「Transaction Complete(取引完了)」の文字が出ます。
数分で到着しました。
3.バイナンスでUSDCをXRP(リップル)に変換する
このUSDCを日本円に換えていきましょう。
日本円として日本の銀行で引き出すためには、日本の仮想通貨取引所に送金する必要があります。仮想通貨を送金する際は、XRP(リップル)に変換するのが原則です。
XRPは送金手数料がとても安いから好んで使われているよ。
バイナンスでUSDCをXRPに変換しましょう。
※4月13日追記:変換するには二つの方法があり、以下は「Convert」についての説明です。Convertは簡単ですが手数料が2%かかります。手数料を抑えたいなら、「Spot」で取引を行うのがよいです。Spot取引についての解説は別にご紹介します。
「Trade(取引)」→「Convert(変換)」をタップします。
変換元の通貨を「USDC」にして数量を入力します。
変換後の通貨を「XRP」にして、「Preview Conversion(変換額を確認)」をタップします。
確認画面が出ます。「Convert(変換する)」を押します。
数秒で「Conversion Successful(変換成功)」と表示され、USDCからXRPに変換できました。
4.バイナンスからLiquidにXRPを送る
次は、XRPを日本の仮想通貨ウォレットに送ります。
「Withraw(引出)」をタップします。
引き出す仮想通貨の選択画面になります。
「XRP」を選びます。
「Send via Crypto Network」を選択します。
ここで送金先ウォレットのQRコードを読み取ります。
別のデバイスでLiquidを開きましょう。「入金」をクリックします。
「通貨」でXRPを選択し、「XRPを入金する」をタップします。
Liquidの送金先アドレスが表示されました。
QRが表示できたら、バイナンスに戻ってください。
「Address」の横のアイコンをタップしてカメラを起動し、LiquidのQRコードを読み取ります。
「Tag」欄に、Liquidの「宛先タグ」の数字を忘れずに入力してください。
「Amount」に送金したいXRPの数量を入力して「Withdrawal(引出)」をタップしたら送金完了です。
Liquid側で見てみると、数分で着金が確認できました。
なお、XRPの送金手数料は0.25XRPで固定です。4月10日現在のレートで23.57円。
5.LiquidでXRPを日本円に変換
続いて、LiquidでXRPを日本円に変換します。
「取引所(ホーム)」→「取引所」へ行くと下の画面になります。
通貨一覧から「XRP」を選んで、「XRP現物」をタップしましょう。XRPを取引するという意味です。
次は、売る量と売り方を指定します。
① 「売」を選択。(XRPを「売」るか「買」うかの選択です。)
② 「成行」を選択します。(「成行」とは市場価格で売却するということ。即座に売買できます。「指値」を選ぶと、指定した価格で売買が成立するまで待ちます。)
③ 売却するXRPの量を入力します。
④ 最後に「売る」を押します。
確認画面になります。「今すぐ注文する」を押します。
これで、XRPが日本円になりました。
6.Liquidから日本円を日本国内の銀行に送金
最後に、いよいよ銀行に引き出します。
「出金」を選択して、「JPYを出金」をタップします。
出金先の銀行を選択します。
既に登録している銀行がある場合はそれをタップするだけ。
新しく銀行を登録する場合は、「銀行口座を登録する」をタップして登録します。
口座登録画面は次のとおり。銀行名、支店、口座番号の他に、それらが記載された画像が一枚必要です。
通帳の一頁目でもいいですし、オンライン取引画面のキャプチャでもOKです。
銀行口座を選択したら、出金額を入力します。
最低出金金額は1500円から。
出金手数料が700円かかるので要注意です。
「出金する」を押すと、ここで認証手続が入ります。
Google Authenticatorの認証番号を入れるだけなので、一度使ったことがある人には極簡単ですが、初めての人は面食らうかも知れません。
初めて使う人も怖がらなくて大丈夫です。グーグル社の「Google Authenticator」というアプリを利用して、ワンタイムパスワードを発行する手続です。
お手数ですが「Google Authenticator」アプリをインストールしてください。6桁の数字が表示されるので、それをLiquidに入力します。
正しい番号を入力すると、出金申請が完了します。
初めて使う銀行の場合は、着金までに2営業日かかります。
二度目以降の場合は2分以内に着金するそうです。
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