アメリカで荷物を送るとこんな感じで届く【おすすめの梱包方法も】

アメリカの郵便サービスは劣悪

USPS(アメリカ郵政公社)は、日本での郵便局に相当する、アメリカ合衆国で最も大きな郵便事業者です。しかしそのサービスは比べものにならないくらい悪い。

般的に、USPSに対する批判的な意見として、以下のようなものが挙げられます。

  • サービスの質が低い
  • 配達が遅い
  • 荷物の破損が多い:壊れ物(Fragile)と書いても安心できません。
  • カスタマーサービスが悪い:苦情や問い合わせに対して反応が遅かったり、無視するような態度が取られる。

長距離の配送は特にヤバい

長距離便では破損リスクは高まります。

下の写真は、私がハワイからロスへ送った荷物の実物です。こういう状態で届きました。

上面のガムテープは全てちぎれています。

ヤマト運輸を使ったので中身は無事でした(盗まれていなかった)し、まだ綺麗な方です。USPSを使うともっとぐちゃぐちゃになると思った方がいいです。

さらに、アメリカでは配達物は玄関先に置きっぱなしです。

外箱が壊れていると、配達後・回収前のタイミングで盗まれるリスクが高まります。

盗まれた郵便物の空き箱をとなりの人が見つけてくれたこともありました。下の写真はそのときのメモです。「開封されて、バス停に置いてあったよ:)」とあります。

アメリカへの国際郵便を送る場合、アメリカの税関で荷物が開けられることがあります。さすがに税関職員が中身を盗むことはないと信じますが、問題はその後。職員は、開封された荷物を綺麗に梱包し直してくれません。

そのため、破れて中身が見える状態でアメリカ国内を配送されることになります。盗難されたり、さらにぐっちゃぐっちゃになるリスクは倍増します。

私が送った荷物は、家族からのお土産でした。家族が旅行している間に、地元の特産品や手作りの品物を買ってきてくれました。その荷物が税関の検査によって壊されてしまいました。私は、それらの品物がとても大切だったので、とても悲しみました。

アメリカに郵便物を安全に送る方法

内側は頑丈に

外国宛ての荷物は、日本とは比べものにならないくらいできるだけ厳重に梱包します。

割れやすいものは緩衝材を詰めます。荷物を個々に箱に入れて、それらを更に箱に入れると強度が高まります。

外側はぐちゃぐちゃに

綺麗に包んでいると税関職員に検査されるリスクが高まるという意見を見ましたが、個人的には、アメリカの税関では検査と外見は関係ないと思います。

ただし、盗まれるリスクは別。

外箱が綺麗だと、中身が高いとの期待を高めます。中身を盗むために壊されるリスクが高まります。

  • 新品ではなく再利用したダンボールで包む
  • ダクトテープを使ってぐるぐるまきにする

その他のポイント

ラベルの記載は国際郵便マイページサービスが便利。https://post.japanpost.jp/intmypage/whatsmypage.html…

内容物の記載では、高額と誤解されないようにはっきり書きましょう。

禁制品を入れないように注意

国によって送れない物が指定されています。

例えば、インクは可燃性のものがあるので危険物に該当し得ます。プリンターのトナーは爆弾に転用できるため、禁制品となっていることが多いです。

まさかこんな物が…と思うようなものもあるので、郵便局(禁制品検索)で確認しましょう。

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