【Hinge・Bumble・OKC】アメリカで人気のマッチングアプリ5選・特徴とユーザー層

Dating appを使っていますか?

先日、マッチングアプリを使って毎週のようにデートしている詳しい友人に話を聞いてきました。

アプリによってユーザーの目的や層に特徴があるので、使い分けるのが肝腎ということで、この記事ではアメリカでユーザー数の多いマッチングアプリ5つ(+おまけ4つ)を紹介します。

Hinge(ヒンジ)

フェイスブックから情報を集めて、気の合いそうな相手を紹介してくれます。

長期的関係を求める人たちのマッチングを目指しており、”Designed to be deleted”「アンインストールされるために作られたアプリ」と謳っています。

プロファイルはこんな感じ。最大で6枚の写真や動画を上げられます。

プロフィール欄は予め設定された項目を埋めていけばよく、bioを書くのが苦手な人でも簡単にパーソナリティを伝えられるよう工夫されています。

My Answers: 用意された質問からあなたを表現しやすい3つを選んで回答します。

My Virtues: 仕事、肩書、学校、学歴、宗教的信念、故郷、政治

My Vitals: 名前、ジェンダー、年齢、身長、地域、人種、子どもの人数

My Vices: 飲酒、喫煙、マリファナ、薬物

pros
  • 入力する情報が多い分、好みに合った相手を絞り込める
  • Tinderと比較するとマッチする確率は低くなりますが、マッチした相手の質は高い
  • ユーザー数が多いので、マッチ件数も少ないわけではない
cons
  • ghostingされることはままある

Bumble

Tinderの従業員が、より女性にやさしいサービスを開発したいと創業したアプリです。

そのため、次のような女性に優しい設計がBumbleの特徴となっています。

  • 最初のメッセージは女性からしか送れない(知らない男性からメッセージが来ない)
  • アプリ内で通話ができる(電話番号を教えずに会話できる)

プロフィール画面はこんな感じ。

恋愛だけで無く、友人・ビジネスの関係構築のためのモード(Bumble BFF/Bumble Bizz)もあります。

pros
  • 質の高いマッチがなされる。
  • ghostingされる可能性も低い。
  • 日本語対応
cons
  • 男性は自分からアプローチができない
  • マッチする件数はhingeよりも更に少ない

Tinder

言わずと知れたユーザー数No.1アプリ。

写真をスワイプするだけで意思表示できる手軽なUIのため、マッチングの件数も一番多いらしいです。

ただし、”too many shady users”「怪しいユーザーが多い」とのこと。身体だけの関係を求める人間が非常に多いので、真剣な付き合いだけを求めており、他の目的は要らないという人ならもっと厳格にマッチできるサービスを選んだ方がよいかもしれません。

有料サイトに誘導するfake profileや、金銭のやりとりを求めるユーザー、中毒者に会うこともあるそうです。

pros
  • マッチングの件数が多い
  • ユーザー数が多い
  • 世界中で使える
cons
  • 遊び目的や、様々な種類の危ない人間がいる
  • マッチ件数が多すぎてメッセージ管理が煩雑

OkCupid (OKC)

詳細な情報を入力して、精度の高いマッチングを期待できるアプリです。相性の合うソウルメイトを探したい人に向いています。

他人のプロフィールには、その人との相性が%で表示されます。

入会時に登録するプロフィール項目には、次のようなものがあります。

 

  • Orientation:「性的傾向」。異性愛だけでなく6種類から選べます
  • Relationship: 一対一の関係(monogamous)だけでなく一対多の関係(non-monogamous(polygamous))も選べます(!)
  • Diet:「食事」。ベジタリアン、ビーガン、ハラールなど
  • Body type: 「体型」。痩せ型、普通、太り気味など
  • Marijuana/Drinking/Smoking
  • Politics: 「政治」
  • Dealbreakers : 「破談の条件」。これがあれば即アウト、という条件を設定できます。(有料機能)

さらに、恋愛や生活態度に関する数百問のアンケートが用意されていて、答えるたびに自分に合った相手とマッチングするように精度が上がる仕組みです。

pros
  • マッチング精度はピカイチ。無駄な時間を過ごしたくない人に。
cons
  • 登録時に膨大な情報を入力するのでちょっと大変

Coffee Meets Bagel (CmB)

アジア系、ユダヤ系などの教育レベルの高い層が多く、真面目な付き合いを求めているユーザーが多いよう。

ただし、コンセプトは良いけど、「信仰を持った保守・伝統的な価値感のある女性を選んでいくと、みんなシャイで、前向きではなかった」というコメントもありました。

「Gaper」はユーザー数が少ないので割愛します。

変わりダネマッチングアプリ

EME hive (旧EastMeetEast)

アメリカで日本人が創業した、Asian American(アジア人)限定のマッチングアプリ。

創業者・時岡真理子さんのインタビュー記事はこちらで読めます。

EliteSingles

ビジネス面を重視したマッチングアプリ。

「エリートシングル」の名の通り、ビジネスエリート同士のマッチングを狙っています。

Lex

クィアのためのマッチングアプリ。

Unjected

コロナワクチンを打ちたくない人限定のマッチングアプリ。

現在はappstoreとGoogle Storeから削除されています。

他のアプリを選ぶ際の着眼点

評判を検索したり、フィルタリングや検索項目をチェックする際に、次のような観点に注意するとよいです。

真剣交際を求めているか

一晩だけの関係(hook up)、友人、結婚を意識した真剣交際のどれを目的としているか。

宗教観、政治的主張などの世界観・内心が一致するか

年収や職業といった属性だけではなく、どのくらい真面目に付き合う相手を探しているか、重視している価値感は何かなど、内心や世界観でマッチングできるアプリを選ぶと、会う前にcompatibilityを高い精度で確認できます。

ライフスタイルが一致するか

教育レベル、飲酒の頻度、喫煙習慣、麻薬やマリファナといった違法物質の使用傾向で相手を選べるか、文化・人種でフィルタリングできるか。

一般的に言って、日本人はアピール下手。Bioの記述だけでなく、客観的なデータをたくさん入力して絞り込めるアプリの方が向いている気がします。

まとめ

一昔前は、ネット上の出会いには怪しかったり性的なイメージがありましたが、今はすっかり無くなりました。

デーティングアプリはアメリカではすっかり日常に馴染んでおり、友人カップルになれそめを聞くと「アプリで出会った」という答えを頻繁に聞きます。

ご自分に合ったプラットフォームを選ぶ参考になれば幸いです。

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