英語のリーディング力を上げたい、
英語を読むのが遅いけど、どうやって練習したらいいだろう
と思っている方へ。
その答えは、少し難しい英語を毎日少しずつ読むことです。リーディングは慣れです。読む速度はトレーニングで変わります。
ニュースサイトを毎日チェックして、リーディングを習慣にしてしまうのが効率的です。
この記事では、毎日のリーディングに最適なニュースサイトを紹介します。
①無料で、②時事ニュースを、③毎日更新している、④短い（１記事１０分程度で読める）サイトに絞って厳選しました。
この記事を書いている私も毎日英語を読んでいました。その成果でTOEIC960点はとれたので、信頼性はあるかと思います。
英語ニュースサイト①：News in Levels
一日２更新の英語学習者用ニュースサイト。記事はごく短く、１分で読めます。
記事の特徴：英語レベル別に１記事３パターンを展開
このサイトを一番にお勧めする理由があります。一つのニュースをレベルに応じて３種類の英語で読めるのです。
例えば、トランプ大統領コロナ感染のニュースを読んでみましょう。
一番難しいレベル３の記事がこちら。ちなみに、記事一番下には単語の意味が載っています（Difficult words）。
一番難しいレベル３-News in Levels
どうでしょうか。一文が長くて、文意を取りづらかったり、すらすら読めないと感じたのではないでしょうか。
次に、一番簡単なレベル１を見てみましょう。
一番簡単なレベル１-News in Levels
ずいぶん理解しやすくなったのではないでしょうか。このように、
- 難しい記事を読む（わからない） → 簡単な記事を読む（わかる）
という順番で読むとよさそうです。
記事の特徴：読み上げ音声を聞ける
各記事には読み上げ音声がついています。
- 難しい音声を聞く（聞き取れない・わからない）→ 難しい記事を読む（単語はわかった・意味がわからない） → 簡単な記事を読む（わかる）
という順番でやればリスニング力も鍛えられます。
記事がめちゃくちゃ短いので、一サイクル１０分くらいで習慣にできればよいですね。そうすればきっと英語力が伸びるはずです。
News in Levelsのサイトはこちら。
アプリもあります。Google Playはこちら。AppStoreはこちら。
英語ニュースサイト②：NPR News
非営利・公共のアメリカのラジオ会社です。
政治的に中立的で、アメリカ人ネイティブが通勤中によく聴いています。
ここではNPRを「読む」ニュースサイトを紹介します。ウェブサイト上でもラジオを聴くことができます（写真右上の「Play Live Radio」ボタンから）
記事の特徴
１日あたり数十記事の投稿があり、内容は、政治経済、地域ニュース、スポーツなど幅広いアメリカのニュース。最新のアメリカ時事ネタが身につきます。
数件に１件の記事には、５分程度の音声とスクリプトがついています。ラジオサイトだけあって聞き取りやすい英語なので、リスニングにもおすすめ。音声は１-２日前の記事につくようです。
NPRのニュースサイトはこちら。
英語ニュースサイト③：The New Yorker
記事の特徴
雑誌The New Yorkerの電子版です。
時事問題、文化、科学、ビジネス、文学等広い話題を扱っています。一つの問題について深掘りした考察記事が読めます。
また記事ページに音声ファイルがついており、聞きながら読めます。音声は１記事あたり５-１０分程度の長さです。
英語の特徴
ネイティブ向けの専門的な記事で、英語レベルはやや高度です。
専門的なボキャビルや、表現力ビルディングに。
デメリット
- 広告が多い
- 無料版は記事数制限がある
執拗にポップアップ広告を表示してきます。広告ブロック機能のあるブラウザを使うとよいでしょう。
無料版は一ヶ月に読める記事数に制限があります。何記事かは明示されていません。記事は長文なので、特に興味のあるトピックのために取っておいて、週に一回読むといった使い方がよさそうです。ちなみに契約すると１ヶ月５ドルです。
The New Yorkerのサイトはこちら。
英語ニュースサイト④：Entrepreneur Online Magazine
１９７７年発刊の雑誌「Entrepreneur」のオンライン版。
ビジネス・起業に関連する記事を集めたサイトです。スタートアップ・テック・マーケティング心理学などの、３分ー１０分程度で読める短い記事が毎日更新されます。
「＊min read」と表示され、長さの目安がわかります。
Entrepreneur Online Magazineのサイトはこちら。
多読のコツ①：ブラウザに英語辞書をインストールする
知らない単語をいちいちアルクで調べるのは大変です。面倒くさいと習慣化できません。マウスオーバーするだけで意味を表示できるアドインツールをインストールしておきましょう。
多読のコツ②：読むスピードを記録する
英語を読む速度は、wpm（word per minute）という単位で示します。
ネット上にwpmを測るサイトはたくさんあります（例えばここ）ので、現在のwpmを記録しておいてください。
英語リーディングを毎日始めたら、定期的に測ります。
こうすることで、自分の英語を読むスピードがどれくらい伸びたか客観的に把握できます。モチベーションも保てますよ。
まとめ
以上、ご紹介した4つのサイトから選んで、毎日歯磨きしながらでも読み続ければ、英文の意味を一読で了解できる力がついてくると思います。ぜひ試してみてください。
なお、専門的で深掘りした内容のWall Street JournalやThe economistもおすすめですが、有料会員登録が必要なので今回は省きました。更にレベルアップをしたい・有料でもいいという方は検討してみてください。
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