英語を読む量を増やしたくて記事を読んでるけど、どうしても先に進まない。もっと早く、たくさん読める方法はないかな
と悩んでいる人に、Edgeの読み上げ機能を教えたくてこの記事を書きました。
Edge(エッジ)は、Windowsパソコンにデフォルトでインストールされているブラウザです。読み上げ機能はEdgeの基本機能なので、アプリを追加したり、面倒な設定は要りません。もちろん無料です。
英語力を上げるには、語彙力を高める多読は必須プロセスです。
この機能で英語のウェブサイトを読めば、読む&聞くが同時に行えて、多読だけでなく多聴も同時にできちゃいます。
とてもオススメの機能なので、ご紹介します。
読み上げ機能の使い方
Egdeで読みたいウェブサイトを開いて、右上の3点マーク(①)を押し、続いて「音声で読み上げる」を押します(②)。Ctrl+Shift+Uのショートカットキーでも可能です。
上部にツールバーが表示されました。
真ん中のボタンで再生・一時停止のほか、◁▷ボタンでパラグラフ毎に早送り・巻き戻しができます。
本文の方を見ると、現在読み上げている箇所がハイライト表示されていきます。
読み上げ機能でできること
速度を変える
ツールバー右側の「音声オプション」をクリックすると、読むスピードを変更できます。
音声を変える
「音声オプション」から「音声の選択」下をクリックすると、声の性別や質を変更できます。音声の名称のなかに男女の名前が入っていますので、それで男女を区別できます。
さらに、複数の国の訛りに対応しています。英語だけでも「フィリピン」「インド」「アイルランド」「コロンビア」他たくさん用意されています。
ウェブサイト本文の言語とは別の言語を指定すると、その言語で読めない箇所を飛ばして、読めるところだけ読み上げます。
読む箇所を指定する
本文をクリックすると、その箇所から読み上げます。「ここからここまで読む」という範囲指定はできません。
イマーシブモードで更に集中
更に集中したい方には「イマーシブモード」がおすすめです。immersive、どっぷり浸かって集中することができるモードです。
イマーシブモードに対応したウェブサイトであれば、URLの右側にマークが表示されます。
イマーシブボタンを押すと、画面表示が次のタイプに切り替わります。
文字中心で読みやすいものとなっています。
左上の「音声で読み上げる」をクリックしましょう。
画面全体がグレーになって、読み上げが開始されます。
読み上げている最中の単語が、上のようにハイライトされます。読み上げが進むと画面は自動でスクロールしていきます。
「読み取りの設定」>「行フォーカス」で、ハイライトの仕方を変更することもできます。
上のように「1行をフォーカスする」に設定してみましょう。
画面全体が暗くなり、さらにフォーカスできる画面になります。
まとめ
Edgeのイマーシブリーダー機能を使えば、英語のサイトを教材にして、リスニング&リーディングの練習が簡単にできます。
英語の長文を読み進めるのにまだ慣れていない人にはうってつけです。触れる英語の量が増えますので、ぜひやってみてください。
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