アメリカ駐在が決まったけど、家探しはどうやったら良いかな。アパート探しに使えるサイトを知りたい。
※この記事は【アメリカで家探し】シリーズの二番目です。
治安の良いエリアを見つけたら、次は、賃貸サイトを見比べて、そのエリアの賃料相場を把握しましょう。この記事では、アメリカ在住歴3年の筆者が使ってきた賃貸情報サイトをご紹介します。
賃貸手続で頻出の英語表現も解説しています。
アメリカ家探しサイト① Zillow
全米の物件を網羅している、シェア一位の不動産サイト。
最初にチェックするのはここで良いでしょう。アプリ版もあります。
売買・賃貸物件の両方が載っています。
オーナー自ら物件を登録して、購入希望者を募ることもできます。
物件の基本情報
地域の学区の評価
(別記事で紹介したGreatSchoolsと連携しています)
過去の売買情報・過去の賃料推移
見積賃料の推移(Zestimate)
Zestimateは、Zillowが独自に算定した見積もり賃料です。
「賃料がZestimateより低ければ得/高ければ割高」というだけではありません。
築年数が古い物件が多いので、アメリカの不動産は保守管理によって物件の状態が大きく違います。物件の状態を見定める一つの情報として、「Zestimateより賃料がとても高ければ、家の状態が良い」「とても低ければ、状態が悪い」と考えられます。
内見の申し込みもオンラインで行えます。
アメリカ家探しサイト② サバティカルホームズ
大学の研究者などが長期間家を空ける際に転貸するためのサイト。
アメリカの他、EU、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの物件も掲載しています。
サバティカルホームズのメリット
賃貸人が住んでいた家をそのまま貸し出す形なので、トランク一つで入居できます。
渡米直後の仮住まいにも使えそう。
賃料は物件によりけりですが、一般の賃貸サイトの掲載物件と異なり、営利目的の貸し出しではないので、掘り出しものが見つかる可能性があります。
物件の探し方
場所、期間を入力するとマッチする物件が表示されます。
確認できる情報は、ベッドルーム・バスルームの数、広さ、入居人数、家の種類と少なめ。決める前に地域の治安を確認しておきましょう。手順はこちらにまとめています。↓
料金に何が含まれるかを確認できます。
気に入ったら「Contact」ボタンから連絡して、交渉できます。マッチングした場合、マッチング料金(アメリカなら50USD)をサイトに払います。
他国での費用は下のとおりです。
アメリカ家探しサイト③ Craigslist
全世界で使われている無料掲示板。
求人・個人間売買・イベント情報・賃貸物件・ルームメイト募集など、内容は多岐に亘ります。
Craigslistでの物件の探し方
「housing」から賃貸物件を探せます。
サブカテゴリーの意味は次のとおりです。
- apt / housing : 賃貸人募集物件(一般賃貸)
- housing swap : 家の交換
- housing wanted :賃貸物件募集(家を探している人が投稿する板)
- rooms / shared:賃貸人募集物件(部屋のみ転貸・ルームメイト募集物件)
- rooms wanted:ルームメイト募集物件
- sublets & temporary:サブレット(転貸)・短期賃貸
長期賃貸を探す場合は「apt/housing」、短期賃貸を探す場合は「sublets & temporary」、ルームシェアを考えている場合は「rooms/shared」と「rooms wanted」を見ましょう。
rooms/shared と rooms wantedの違いはあまり気にしなくていいよ。
アメリカ家探しサイト④ びびなび
びびなびは、アメリカ在住の日本人コミュニティサイト。税理士やヘアサロンなどの日本人向け情報や、不動産情報、オフラインイベントの紹介、求人情報などが載っており、時々目を通すと役に立ちます。
日本人同士の賃貸なので、日本語でコミュニケーションできるほか、Scamの可能性も低く信頼性が高いです。また、日本人は物件をきれいに使う傾向があり、サブレットの場合はポイントが高いです。
物件数は少なめですが、条件に合致する物件があれば狙い目でもあります。アメリカの賃貸サイトを覗いて相場を把握した後で、チェックしてみるとよいでしょう。
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