投資戦略を決めたはずなのに、いつの間にかぐちゃぐちゃになっている。
毎月の積立で買う銘柄をなんとなく決めてしまう。
私も以前はこういう状態でした。
ルールを決めたはずなのに…
兼業投資家あるあるですよね。
でも、長期投資はリスクの分散が大事。投資のプロも言っています。
長期投資では4~6割を「株式」「社債」「不動産」に投資します。経済が成長しているときには、この部分の資産が増えます。(略)
次に、1~3割は「国債」や「現金」などの安全資産にします。この部分は経済が後退しているときに力を発揮します。残りの2~4割は「コモディティ」に投資します。
出典:高橋ダン著「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」
ポートフォリオの割合を決めて、それを守りつづけるのが投資の鉄則!
そこで、長期投資にチャレンジしている方にぜひ使ってほしいポートフォリオ管理ツールを作りました。
\ 無料の投資管理ツールはこちらから /ポートフォリオ自動集計表
長期投資の米国株、コモディティETF、仮想通貨を管理できます。
ポートフォリオの分散状況が一目瞭然。
購入記録をつけるだけで、現在価格を自動取得して資産一覧表ができあがります。
さらに、自動計算で次回投資額を配分するべき割合がわかります。
管理表のポイント
- 購入記録をつけていくだけで資産表ができる
- ポートフォリオの分散割合、目標値との乖離を自動表示する
- 次回投資額を入力すると、配分を教えてくれる
注意事項
- 米国株・仮想通貨のみ対応(日本株には未対応)
- 仮想通貨の現在価格は手入力する
ポートフォリオの組み方を知りたい方はこちらもどうぞ。
使い方
1 (準備)ポートフォリオ自動集計表をコピーする
\ 無料の投資管理ツールはこちらから /ポートフォリオ自動集計表
上のリンクからファイルを開きます。
右上「ログイン」からGoogleにログインし、左上の「ファイル」>「コピーを作成」してください。
これであなたのGoogleドライブ内にコピーファイルができました。これはあなた一人のファイルです。自由に編集して使うことができます。
2 表に載っていない銘柄を追加する
① 「ポートフォリオ」タブの「米国株」欄を確認します。
② 一覧に載っていない株式を保有していれば、S~U列に追加します。「銘柄」、「分類1」、「分類2」の三項目です。V~AA列は自動入力されます。
表が足りなければ、一番下の空行をコピーして追加してください。
3 現在保有している銘柄を入力する
「購入・売却記録」タブ(①)のA~E列(②)に記入します。
「日付」は現在、「単価」は取得価額の平均(わからなければ現在価格)を入力します。F・G列は自動入力されます。
④ ポートフォリオの目標割合を入力する
ポートフォリオの分散割合を設定して、上図ピンクの欄に%を入力します。
※ たまに、セルの「%」が消えてしまう人がいます。その場合は「50」→「50%」のように追加すればOKです。
4~6割を「株式」「社債」「不動産」
1~3割は「国債」や「現金」などの安全資産
残りの2~4割は「コモディティ」に投資
という目安に沿って、自分のリスク許容度に応じて好みの割合を入力してください。
分散割合に迷ったら、投資のプロの本で戦略を学ぼう!
次の積立投資時にすること
① (ローテーションの場合)ポートフォリオの割合を見直す
景気変動においては、ポートフォリオ配分を見直す「ローテーション」が必要になります。
年に一度あるかないかという局面ですが、資産を守るためには、不況時に株式を減らし安全資産を増やすといった調整は欠かせません。
こんな場合も「投資割合」を変えるだけでOKです。
株式:国債:コモディティ=6:2:2のバランスを…
3:5:2に変更すると、次回積立額の内訳が変わりました。
このとおりに売買するだけで、ややこしい計算をせずローテーションが完了します。
② 仮想通貨の現在価格を入力する
X列(現在の一株価格)は自動で価格を取得するので、基本的には入力不要です。
ただし仮想通貨は別です。自動取得に対応していないので、ここだけは手入力してください。
③ 追加投資額を入力する
次回の積立投資の総額をJ29セルに入力します。
すると、セクター別の投資するべき金額が「内訳」に表示されます。マイナス表示は超過しているセクターなので、売却します。
この割合に従って購入・売却する銘柄を決めます。
④ 購入額を記録する
購入・売却したら、「購入・売却記録」タブのA~E列に記録します。
記録した内容はすぐに「ポートフォリオ」タブに反映されます。
まとめ
この表を使えば、購入・売却を記録するだけでポートフォリオの分散状況を一覧できます。
これで面倒くさいポートフォリオ管理からは卒業です。
年に数度のローテーションにも、分散割合を変更するだけで対応できます。どのセクターをいくら売っていくら購入すれば良いかが一発でわかります。
この管理表があなたの支えになりますように
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