【帰任時に】外国の銀行預金を日本に安く移せる送金方法3選

本帰国にあたって、現地で預けている外貨を日本に移したい。手数料を節約するにはどういう方法がいいのかな。

海外生活を終える皆さん頭を悩ませるのが、資産を日本に送金する方法。一昔前は銀行送金一択でしたが、現在ではいろんな海外送金サービスが登場しています。

この記事では、2021年7月現在の、海外から日本へ送金するおすすめの方法を紹介します。結論からいうと、最も安く手数料を抑えられ、万人におすすめできるのは、Wise(ワイズ)というサービスです。

0.普通の銀行で海外送金する【やめておきましょう】

最も一般的なのは銀行送金ですが、最も高くつきます。

Bank of America(米国最大手)で国際送金(Wire Transfer)をする際の手数料は以下のとおり。

国際送金手数料(SWIFT Fee)15~45USD+ 為替手数料 送金額の1~3% + 受取手数料1500

「為替手数料」とは、市場の為替レートに為替手数料を上乗せしてチャージされる費用です。レートは公表されていませんが、1~3%が多いようです。

さらに、これに加えて日本側の受取銀行で受取手数料がかかります。UFJの場合は1500円です。

結局、一回の送金につき5000円前後+送金額の1~3%がかかってしまいます。

1.Wise(旧名TransferWise)

海外送金サービスWise

Wiseは2011年創業のロンドンの会社。アンダーソン・ホロウィッツ、三井ベンチャーズなどが出資して急成長し、海外送金サービスの定番と呼ばれるまでに成長した企業です。

特徴① 安い

ワイズの送金手数料は次のとおり。

固定手数料132円 + 送金額の0.64

銀行手数料と比較して、手数料を約10分の1に抑えられます。

Wiseでは、実際の為替レートを用いるので、隠れ手数料はありません。

 

Wiseが安いのは、Wiseのユーザーの正反対の国際送金をマッチングして国際送金を国内送金に変換するという画期的な仕組みを用いているからです。

特徴② 速い

送金の進捗状況は、ウェブサイト↓で随時確認できます。

日米間で送金してきた経験からいえば、1-2日で着金します。

特徴③ 簡単

Wiseでの国際送金は、ウェブサイト上で手続できます。

あとはWiseの口座に送金額を入金するだけで、ユーザが行うべき手続は全て完了です。オンライン口座を保有していれば、送金までの手続は全てウェブで、自宅から一歩も出ずに完了します。

特徴④ 明朗

手数料額は、送金前にワイズのサイトで確認することができます。↓実際の送金画面です。(社名変更前の「TransferWise」となっていますが同じ会社です)

TransferWiseの手数料表示画面

送金額と送金先の国を入力するだけで、着金額・手数料・為替レートが1円単位まで明確に表示されます。10万円をアメリカに送金し、手数料は758円となっています。

Wiseのメリット・デメリットまとめ

安くて速い・受取手数料ゼロ・日本語対応・アプリが使いやすい
一度の送金額を100万円以下に分ける必要あり
一日の送金回数や送金額の上限はないので、100万円以上の金額でも数回に分ければ送金できます。送金手続もオンラインですぐに済むので、大きなデメリットではありません。

↓Wiseで送金額をチェックしてみる↓Wise公式サイト

2.OFX【多額の送金時にはチェックする価値あり】

海外送金サービスOFX

OFXはオーストラリアの送金サービスで、豪在住邦人には人気のサービスだと聞いています。

送金手数料

送金手数料はWiseより高くなりますが、一度に送金できる金額に上限がありません。

OFXの送金手数料は次のとおり。

固定手数料0ドル + 送金額の0.4~1.5% + 受取手数料1500

Wiseと異なり海外送金扱いなので、日本の銀行で受取手数料がかかってしまう点がネックです。

送金額(かなり多額の場合)と変動手数料によっては、Wiseよりも安くなる場合があります。

OFXのメリット・デメリット

多額の送金時に安くなる場合がある・24/7のカスタマーサポートがけっこう親切
最低送金額が1000ドル・日本語非対応

3.プレスティア+マネパ【Citiを使いたいなど特別な理由があれば】

「両替」と「送金」の二つを切り分けて、各手数料が安い二つの金融機関を使う方法です。

数年前までは海外在住邦人の間で人気でしたが、Wiseなどのサービスが現れた今では「プレスティアの提携銀行Citiを使いたい」といった特殊なニーズがない限り、使う理由はないでしょう。

送金手数料

マネーパートナーズとプレスティアを用いた送金手数料は次のとおりです。

 送金額の約2.2~2.5%(2円/1USD+0.2~0.4%)

送金手順はちょっと複雑です。

まず、「プレスティア」を使って外貨のままマルチマネー口座に送金します。ここでは手数料はかからないはずです。

次に、プレスティアから「マネーパートナーズ」へ出金します。ここで、外貨現金取扱手数料として2円/1USD(約2%)がかかります。

最後に、マネーパートナーズで両替します。マネパを使う理由は、為替レートへの上乗せ額が0.2~0.4%と銀行と比べて安いためです。

プレスティア+マネパのメリット・デメリット

特になし
高い、手間がかかる

結局、実勢レートを用いるWiseが登場した現在、積極的に使うべき理由は見当たりません

番外.外貨を現金で持ち帰り、日本で両替する【絶対やめよう】

Cash“Cash” by 401(K) 2013 is licensed under CC BY-SA 2.0

帰任準備で忙殺されて、資金の移動方法を考えなかった愛すべきおっちょこちょいがやりがちですが、絶対にやめましょう。

日本の銀行や両替商では、シンガポールドルは約7%、オーストラリアドルは約11%、香港ドルは約18%と、非常に高い両替手数料をチャージされます。(米ドル、ユーロはまだマシです)

まとめ

いかがだったでしょうか。在米邦人として日本→アメリカ、アメリカ→日本へと資金を移してきた経験から言って、Wiseが一番簡単で安く、おすすめの方法です。

Wiseアカウントの登録は無料です。口座維持手数料なども一切かかりません。

Wiseでアカウントを登録(Wise公式サイト)

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