仮想通貨に興味はあるけど、お金を入れるのはちょっと怖い。できればリスクはとりたくないな。
ビットコインをはじめとする仮想通貨。数倍にもなる一方で数分の1になる可能性もあります。ボラティリティが高く、手を出すのはちょっと怖いですよね。
でも、ノーリスクでビットコインを入手できる仕組みがあるのをご存じでしょうか。
4年前にアメリカに移住した私は、そこでビットコインブームを知りました。当時の価格は1BTC=10万円未満。そのとき買っていれば、今では50倍以上になっていたはずです。
興味はあったものの先行き不透明な仮想通貨にお金を払うのは怖かった。そこで試しに使ってみたのがfreebitco.inでした。
freebitco.inとは、広告を見るかわりに無料で少額の仮想通貨をもらえる仕組みです。もらえる金額は僅かですが、少しずつ定期的に貯まっていくので結構よい、知られていないポイ活です。
この記事では、無料でビットコインが手に入るfaucet「freebitco.in(フリービットコ・イン)」の使い方をご紹介します。
freebitco.inを使うとこんな感じ
Freebitco.inでは、1時間に1回、無料でくじを引くことができます。
外れくじは無し。一度のくじで最低でも0.00000002BTC(0.1円)、最大200ドル相当のビットコインが手に入ります。もらえるビットコインの額はマーケットに合わせて随時変動します。
次の画面は実際にくじを回した後の画面。今回は0.00000002BTCをもらえました。
出目と配当額の対応は次のとおり。
- 0~9885(約98.85%):0.00000002BTC(約0.1円)
- 9886~9985(約1%):0.00000047BTC(約2円)
- 9986~9993(約0.08%):0.00000471BTC(約22円)
- 9994~9997(約0.04%):0.00004714BTC(約226円)
- 9998~9999(約0.02%):0.00047147BTC(約2266円)
- 10000(約0.001%):0.00471473BTC(約22667円)
※価格は全て2022年2月7日現在
期待値を計算すると、くじ1回でもらえる平均額は0.90672円となりました。
決して高い金額ではありませんが、そもそも無料ですし日本のポイ活サービスと比べてもリターンは見劣りしません。
さらに1日に24回も引けます。1ヶ月間に換算すると720回のチャンスがあります。仮に全部引けたとすると、毎月652円をビットコインに積立投資するのと同じです。
現実的には人力で720回引くのは難しいけど、プログラミングができれば自動化できそうだよね。
freebitco.inを自動化できるアプリも既に出てるらしいよ。
興味があったら探してみて。
ちなみに私の戦績はこんな感じ。
たまに思い出してはRollを押してきただけですが、半年間で0.00021449BTC、約1000円が貯まりました。元手は完全にゼロですから得した気分。
ビットコインを保有している状態になったことで、相場にも関心が向くようになりました。その結果、Binanceでアカウントを開設して仮想通貨の積立を始めるまでになりました。
貯めたbitcoinを引き出す
くじで貯めたビットコインは、ご自分の仮想通貨ウォレットに振り込むことができます。
- ウォレットとは?
- ウォレットは、ビットコインを保有するための銀行口座のようなもの。仮想通貨はビットコインの他にもたくさんの種類があります。一つのウォレットで複数の仮想通貨を貯めることができます。仮想通貨を保有するなら、必ず一つは必要になります。
引出は「Withdraw」ボタンから。
「Your Bitcoin address」に自分のウォレットの情報を入力します。振込手数料がかかるので、ある程度貯まってから引き出すのがよいです。
引出し方法は三種類から選べます。
- 毎週自動で引出(Auto)
- 即時引出(Instant)
- 24時間以内に引出(Slow)
Instantは15分以内に送金が完了しますが、引出手数料が高めです。普通はSlowを設定しておくのをお勧めします。
最低引出額への対処法
freebitco.inでは、引き出せる最低額が0.00030000BTCと設定されています。これ未満の額を引き出したいなら、外部のウォレットからfreebitco.inに送金して最低額以上にすればOK。
・・・そう説明されても、freebitco.inから本当に引き出せるのか。それを確かめるために、一度このやり方で引き出してみました。それが次の画面です。
「TOTAL DEPOSITS」は入金額。外部のウォレットからfreebitco.inに0.00030650BTCを振り込みました。
「TOTAL PAYOUTS」が出金額。freebitco.inに貯まっていた約0.00009000を合わせて外部のウォレット(Binance)に振り込みました。
24時間後のBinance残高がこちら。きちんと入金が反映されており、一安心です。
freebitco.inはどうして無料なのか?
こんなサービスがどうして無料なのでしょうか。
運営者の説明によれば、収益源は主に次の方法ということです。
・広告料
・BTCを賭けさせ、胴元として収益を上げている
Freebitco.inは、くじで入手したBTCを賭けさせるギャンブルサービス「Multiply BTC」「BETTING」を提供しています。
ギャンブルは、当たれば数倍になりますが、ほとんどの人は損になる仕組みです。
運営者は賞金と賭け金の差額で利益を上げています。基本的に賭ければ賭けるだけ損をしますから、使わないよう強くお勧めします。
faucetは他にもたくさんある
freebitco.inと同じようなサービスは他にも存在し、「faucet」(フォーセット)と呼ばれています。
- faucetとは水道の蛇口のこと。「蛇口から水がポタポタと落ちるように、少しずつ定期的に収入がもらえる」という意味が込められています。
ただし過去には数ヶ月間運営したらこっそりサービスを閉じて、ユーザーのビットコインを持ち逃げするような悪質なサイトもありました。ですので、
- 長期間運営しているか
- 運営者にとって確実な収益システムがあるか(持ち逃げを前提とした作りになっていないか)
といった点から、信頼できるサービスかどうかをチェックする必要があります。
Cointiply
Cointiplyは2018年から運営している巨大なfaucetです。
1時間毎に無料のくじを引けて、最低当選額は約0.00000005BTC。
faucetの他にも、広告クリックやダウンロードなどで少額のBitcoinを稼ぐ方法がたくさんあります。サービスが多すぎて画面は少しごちゃっとしていますが、過剰な広告はなく、アプリ版もあるので全体的な使いやすさは良い感じです。
FireFaucet
FireFaucetも古くから運営している大手faucetです。
広告を見てACT(自動くじびきポイント)を貯めると、ACTを消費しながら1分ごとに仮想通貨が増えていきます。
貯められる仮想通貨は16種類。ビットコインの他にも、バイナンスのBNB、USDT、イーサリアムなどのアルトコインから選ぶことができます。
FireFaucetの画面は非常にシンプルで使い易いサービスです。
freebitco.in
最も信用性が高いとみられているサービスはfreebitco.in。
2013年に運営を開始したクリプト界の老舗で、ユーザー数は37万人を超えています。
画面上に他社の広告は一切ありません。いやらしくない簡素なデザインなので人目を気にせず開きやすいです。
くじの効率を上げる「RP」(リワードポイント)の仕組みもあります。
freebitco.inのリスクは何?
全て無料でできるとは言え、サービス停止のリスクがあると思います。
過去には、急にサイトを閉じてしまったfaucetサイト(Moon)がありました。せっかく時間をかけてビットコインを貯めても、サービスが終了してしまったら引き出せなくなります。
そうならないように、
- サービス停止のアナウンスがないか定期的にサイトを訪れる(Moonの時は、告知から1ヶ月で引き出せなくなりました)
- こまめにウォレットに出金する
という対処をするのがよいでしょう。
freebitco.inの登録手順
freebitco.inを開くと次の画面に移るので、メールアドレスとパスワードを入力するだけで完了です。
本人確認などの面倒な手続はまったく要りません。すぐにBitcoinを稼ぎ始めることができます。
仮想通貨に興味があるなら、元手不要・ゼロリスクで気軽にビットコインを貯められるfaucetを試してみてはいかがでしょうか。
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