在外邦人向け・アメリカの銀行からBinanceに入金する方法【クレカ払いと銀行振込】

こんにちは、日本帰国中のちゃちゃです。

仮想通貨をはじめようとBinanceのアカウントを作りました。アメリカの銀行口座からドル建てで入金したので、方法を書いておきます。在外邦人の方はご参考になるはずです。

ちなみに、バイナンスに資金を入れる方法は

    • 現金を入金する
    • クレジット/デビットカードで仮想通貨を購入する
    • 他のウォレットで保有している仮想通貨をバイナンスに移す

の三つです。

今回は上の二つ「現金入金」と「カード購入」を説明します。

Binanceへの入金方法① 銀行振込で入金する

パソコンからBinanceのサイトにアクセスします。

Binanceはアプリもあります。クレジットカードでの購入はアプリでもできます。

 

「仮想通貨を購入」をクリックします。

 

4種類のやり方が表示されます。今回は「銀行入金」を選択します。

 

すると「フィアット入金」という画面に移ります。

 

フィアット(fiat)とは法定通貨、つまり円やドルなどの普通のお金のことだよ。

「入金通貨」のタブから、どの通貨で入金するか選びます。

米ドル、豪ドル、英ポンド、ユーロなど様々な通貨を選べますが、日本円はありません。

今回はUSDを選びました。

 

ここで、選んだ通貨での入金上限がポップアップ表示されます。

アメリカドルからBinanceに入金する場合は、次の制限があります。

 

米ドルの入金制限:

    • 一度の入金額は50ドル~100万ドルまで
    • さらに、初期段階では5万ドル/日まで

 

一日5万ドルの入金上限は、個人情報を追加すれば解除できます。

 

続いて、入金する金額を入力します。

ここで注意が必要なのが支払方法。「Bank Transfer(SWIFT)」しか選べません。

送金先銀行はアメリカのSignature Bankです。

バンカメから送ればアメリカ→アメリカなので国内送金になるかと思ったのですが、違いました。SWIFT送金なので、International Wireとして45ドルの送金手数料がかかります。

BoAのサイトより

金額にかかわらず一律の料金です。100ドルの送金だと、手数料45%となってしまいます。

私はここで銀行送金を諦めて、カードで入金する方法をとりました。

SWIFT送金を続ける場合は、次の画面で入金先口座が表示されます。

入金時に必要な「参照コード」は「参考価格」の欄にありますので気を付けてください。日本語訳が間違っているようです。

送金先口座はSignature Bank。アメリカの銀行ですが、国際送金として高い手数料がかかる点は先ほど述べたとおりです。

SWIFT送金の場合は、ここでバイナンス側での操作は終わり。後は自分の銀行で国際送金の手続を行うだけです。4営業日程度で着金するようです。

余談:なぜ銀行送金の手数料はこれほど高いのか

なんでこんなに高いの?

SWIFTによる振込送金は国際送金「コルレス銀行」という仲介銀行を通すため、手数料が高くなります。送金元銀行と送金先銀行が同じ国でも、手数料は変わりません。

SWIFTシステムでは、関わる銀行のすべてがそれぞれ手数料を徴収します。つまり、送金元では送金手数料、コルレス銀行ではコルレス手数料、そして受取先では受取手数料が発生し、合計コストが高くなってしまうのです。  Wise公式サイト

これが、銀行を介した国際送金が高い理由です。外国に資金移動をする場合は、銀行を迂回して送金するだけで割安になります。例えば「Wise」というサービスを使うだけで、手数料を8分の1にまで抑えることができます。

手数料6.73ドルでアメリカから日本に10万円を送金した話【Wiseマルチカレンシー口座の使い方】
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(余談終わり)

Binanceへの入金方法② クレジット/デビットカードで入金する

銀行振込は高すぎるので、カード入金を選びました。

今度は、トップページから「クレジット/デビットカード」を選びます。

 

続いて、購入金額の入力に移ります。レートも表示されます。

カード払いで使える通貨

カード払いでは、銀行振込よりも多くの通貨が選べます。銀行振込では使えなかった日本円でも購入できます。

今回はUSDを選択しました。

 

次に、購入する仮想通貨を選択します。私はBTC(ビットコイン)を選びました。

 

次に支払方法の入力です。

先ほど入力した金額で受け取れる仮想通貨が表示されています。支払方法によって受取金額が異なります。カード払いの場合は2296BTCですが、Skrillという業者を介した支払だと1372BTCまで減ってしまいます。

ここはカード払い一択でしょう。

使えるカードはVISAかマスターです。

なお、カード発行会社によっては仮想通貨の購入ができない場合もあります。様々なカードで試したところ、結果は次のように分かれました。

    • Citiのクレジットカード(VISA) 使えない
    • Bank of Americaのクレジットカード(Master) 使えない
    • Wiseのデビットカード(Master) 使える

Wiseとは、SWIFTを使わない格安の国際送金サービスです。デビットカードを持てば、Wiseの口座に保有しているお金を世界中の通貨で使えるようになります。

安くて速い国際送金サービスWise(ワイズ・旧トランスファーワイズ)の使い方
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次に、フィアットサービスを有効化します。規約を確認して「続行」を押します。初回のみの手続です。

アカウントの情報をカード会社とシェアする同意です。「はい」を押したら・・・

 

アクティベーション完了!

 

続いて、カードの情報を入力します。

 

カードに紐付けられた住所も入力します。

「国籍」とありますが、あなたの国籍ではなくカードの発行国のことです。カード発行時に登録した住所を入力します。

 

ようやく注文確認画面まで来ました。手数料は2%でした。

 

OKを押すと、即座に購入が完了します。

(BTCが半分になっていますが、購入額を100ドルから50ドルに変えたからです)

 

ウォレットを確認すると、購入した通貨が反映されています。

まとめ

Binanceに直接入金する方法をまとめると、次のとおりです。

 

    • 銀行振込は手数料が高すぎるのでとるべきではない
    • クレジットカードやデビットカードで仮想通貨を購入するのがよい
    • 手数料は2%、取引は即座に反映される
    • 取引が承認されないカードが結構多い。Wiseデビットカードは使えた

 

別のウォレットで仮想通貨を保有している場合は、それを移すこともできます。

私は仮想通貨の初心者ですが、取引高が1位で取引手数料が一律0.1%と安いのでBinanceを使ってみました。仮想通貨を初めてみようという方は、他にも取引所はたくさんあるので、ご自分でも調べて、良さそうなところを選んでみてくださいね。

Binance公式サイト

 

この記事を書いた人

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現在はカリフォルニア在住(一時帰国中@関東の実家)
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