日本でWiseデビットカードを使ってみた

一時帰国中のちゃちゃ@東京です。

日本でWiseデビットカードを使ってみたので、そのときの話しをお届けします。

この記事を読めば
  • Wiseデビットカードの使い方
  • 利用記録を見る方法
  • 使って初めて気づいたデメリット

がわかります。

Wiseとは、安くて速い国際送金サービス。従来の銀行送金に比べて手数料を最大85%節約できます。

\Wiseのアカウント作成はこちらから(初回手数料無料のクーポン付き)/

Wiseデビットカードについてはこちらで解説しています。

カフェで使ってみた

今回使ったカードはこちら。

日本で発行したカードです。渡米前に日本の住所に届けてもらいました。

カフェ(タリーズ)で使ってみた

タリーズコーヒーに来ました。

「カードでお願いします」と伝えます。

カードリーダーに差し込むと、「暗証番号を入力してください」と表示されました。

暗証番号は、カード発行時に割り当てられた4桁の数字です。

暗証番号を忘れていたので、その場でWiseアプリを開いて確認します。

「Account」→「PIN and card details」をタップします。

暗証番号を「PINコード」といいます。

「Show PIN」をクリック。

続いて指紋認証を求められます。(パスワードの場合もあり。スマホの設定によります。)

認証するとPINコードが表示されました。ここまで約15秒。レジで確認しても問題無い時間です。

無事に買うことができました!

使ったのと同時にスマホに通知が届きます。

400円を2.49ポンドで支払った旨の通知

カード利用明細の確認

利用明細はアプリで確認できます。

イギリスポンド(GBP)の利用履歴を開くと、最新の項目が追加されています。

これをタップすると取引明細が開きます。

次の内容を確認できます。

  • カードを使った日時
  • カードを使った場所(店名、国名)
  • 使ったカード番号下4桁
  • カードの利用方法
  • 両替した場合は両替の明細

「Fees and rates(料金とレート)」をタップすると、さらに両替明細を確認できます。

今回は、2.49ポンドを400円に両替しましたが、そのうち両替手数料は0.01ポンド=1.61円。

手数料は0.4%に抑えることができました。

ちなみに、普通のクレジットカードを海外で使った場合の手数料は、約3~5%の手数料です。

UFJニコスカードの場合、2.2%(VISA、マスターカード)または2.04%(JCB)に、独自の両替レートによる手数料約1%を併せた手数料がかかります。手数料については次の記事で紹介しています。

どの口座残高から引き落とされるか

使用したお金は、次のルールで即座に引き落とされます。

  • マルチアカウント口座の残高が使われる
  • 使用した通貨が優先的に使われる
  • ただし、Jarの残高は使われない

使用した通貨が優先的に使われる

両替手数料がかからない通貨から先に使われます。

例えば、日本円と米ドルの残高を持っているときに日本円で買物をした場合、日本円から引き落とされます。日本円が不足していれば、その分だけ米ドルから使われます。

Jarの残高は使われない

上記の例外として、Jarのお金は例え同じ通貨でも使われません。

今回コーヒーを買ったとき、私はWise口座に次の残高を持っていました。

【マルチアカウント口座】

  • イギリスポンド 82GBP →2.49GBPが使われた

【Jar】 

  • アメリカドル 600USD →使われず
  • 日本円 若干 →使われず

日本円での買物だったのに、イギリスポンドから支払われています。

Jarは貯金箱という意味。

今すぐ使わないお金を、普通の口座と分けて取っておくことができる口座です。

貯金したはずのお金をうっかり使ってしまわないよう、セーフガードとなっていることがわかりました。

Wiseカードを日本で使うメリット・デメリット

どうして今回日本でWiseカードを使ったかというと、次の理由によります。

メリット

✔ 両替を気にせず身軽に国を移動できる

Wiseカードがあれば、国をまたいで移動しているということすら忘れさせてくれます。

マルチアカウント口座にお金を入れておくだけで、ほとんどの国でカードとして使えます。しかも両替費用は無視できるレベルで安いため、どの通貨で払うかは全く気になりません。

✔ ドルで申告する税務を簡素化できる

私はアメリカでTax returnをしています。

帳簿上の日本円⇔米ドル換算が手間なので、一時帰国のときでも、できたら経費をドル建てで払いたいのです。でもアメリカ発行のカードは使いたくない。海外取引手数料がかかるためです。

Wiseカードを使えば、このニーズを全て満たせます。

デメリット

✔ 現金引出に使えるATMが少ない

マルチアカウント口座のお金をATMで引き出すことは可能です。

しかし、ATMの種類が4つに限定されています。

日本発行のデビットカードは、世界中で決済でき、海外のATMからの出金が可能です。また、以下のATMで出金が可能な場合があります…(略)

イオン ファミリーマート ビューカード デイリーヤマザキ

Wise公式サイト(https://wise.com/ja/help/articles/2935771/wise%E3%83%86%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AF%E3%81%A8%E3%81%93%E3%81%A6%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B)より

日本では、Wiseカードを利用しての現金引出はほとんど使えないと考えた方が良さそうです。

まとめ

以上、日本でWiseカードを使ってみた感想でした。

総じて優秀なカードで、海外に出かける方はぜひ作っておくことをお勧めします。

Wiseカードの作り方についてはこちらをご覧ください。

【Wiseカードの特徴】

  • 好きな通貨で保有しているお金を、好きな通貨で支払える
  • かかる料金は両替手数料だけ
  • 両替手数料は銀行などの競合と比べて格安
  • 海外取引手数料はかからない

\Wiseのアカウント作成はこちらから(初回手数料無料のクーポン付き)/

コメント

  1. TAKA より:

    支払い時の通貨を選択することはできないのでしょうか?
    この記事の内容だと400円の品物をあえてポンド払いを選択することも可能であったりしますか?

タイトルとURLをコピーしました
optimum_cocoon_for_core_web_vitals_and_adsense