

便利でお得に、いろんな国の通貨を使える方法があればいいんだけどな。
こんなニーズをお持ちの方に朗報です。
海外送金サービスのWise(旧名TrannsferWise)のデビットカードが、日本でも使えるようになりました。Wiseは、高かった両替手数料を下げる革新的なサービスです。アメリカで出会った留学生たちは皆Wiseを使って本国から送金を受けていました。
この記事では、Wiseのデビットカードの機能、どんな人が使えば得をするか、Wiseにできないことを解説します。
≫ すぐにWiseを使い始めたい方はこちらのリンクからどうぞ。初回送金手数料が無料になります。
Wiseデビットカードの機能
海外通貨の決済費用を節約できる
ニュースで目にする為替の実勢レートと、現実の両替レートは違います。
両替所やクレジット会社が数%の利益を上乗せしているためです。
クレジット会社のレート 1ドル=109円
- 固定手数料132円 + 送金額の0.64%
実際の手数料がいくらになるかは、ワイズのサイトで確認できます。
先ほどの例では次のようになります。
Wiseを用いた場合 1,000ドルの商品が、10万5148円
世界中でクレカとして利用できる
Wiseのデビットカードは、世界中のATMで現地通貨を引き出せます。Masterのクレジットカードとしても世界中で使えます。また、オンラインで世界中の通貨で決済できます。
※マスターカードが使える店ならどこでも使えますが、現地国発行のカードしか使えない場合があります。アメリカではほとんどありませんが、日本のオンラインサービスでは時折「日本発行カードのみ」という制限があります。
お金はオンラインで管理
Wiseへの入金はPayPayのような感じ。
入金(チャージ)すると残高に反映され、オンラインで管理できます。
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Wiseデビットカードで得するのはこんな人
1. 海外旅行でクレカを使う人
日本のクレジットカードを使うと、不利な為替レート+海外決済手数料を取られます。
Wiseのデビットカードは実勢価格のレートを用いているので、手数料が非常に安くなります。
詳しくは「ワイズ(旧トランスファーワイズ)の手数料は本当に安い?メガバンク・PayPalと比較します【結論:最安】」で手数料を比較しています。
2022年追記:Wiseデビットカードだけで旅行をした体験談を書きました↓

2. 海外出張の多いサラリーマン
出張のたびに両替しているのではないでしょうか。両替に伴い、次のような苦労があります。
- レートの良い両替所を調査する手間
- いくら使うか予測を立てる/現地通貨が足りなくなったら再度両替の手間
- 入国時と出国時の二度の両替で、二重に手数料を取られる
メインの決済手段をWiseデビットカードにすれば現金は少しで十分。不慣れな現地を歩き回って両替所を探す必要はなくなります。
Wiseデビットカードは世界中の国で使える決済手段です。従来のクレジット・デビットカードと異なり、海外決済にかかる手数料が非常に安いので、手間とお金を節約できます。
3. 海外のサイトでオンラインショッピングをする人
- 外国から輸入する人
- 海外のサービスを海外通貨で決済している人(Dropbox, Coincheck)
- 海外版の方が安価なので、海外版のNetflixを契約している人
日本で発行したカードを使って外貨決済を行うとき、数%の手数料を余計に払わなければなりません。
これに対してWiseデビットカードは、世界の通貨で決済するためのサービスです。日本での使用が前提のカードと異なり、もともと海外決済用のサービスなので、外国通貨の決済手数料が非常に安く抑えられています。
さらなる節約Tips
Airbnbなど海外のサービスを使う際、ドル建てで購入すると日本円よりも安く済むことが多々あります。通貨変換に際して、実勢レートよりも不利な為替レートを用いて、数%の手数料を上乗せしているためです。
このようなとき、ドル建てで購入したいと思っても、日本発行のクレジットカードでは海外決済手数料が上乗せされるので、結局損をすることになります。
Wiseのデビットカードがあれば海外決済手数料が非常に低いため、ドル建てで購入して節約することが可能になります。
4. 転勤や留学で海外に移住する人
新しい国ではクレジットヒストリーがないので、1年間はクレジットカードを発行できません。
現地の生活費には、銀行等で現金を両替して両替手数料を払うか、日本発行のクレジットカードを使って高い手数料を払うかしかありませんでした。
しかし日本にいる間にWiseデビットカードを作って持っていけば、現地の通貨ですぐに生活できますし、手数料も抑えられます。
学費など多額の決済でカードが使えない場合は、Wiseの送金サービスを使えます。銀行での送金と比べて、手数料を最大8分の1に抑えることができます。
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Wiseデビットカードでできないこと
Wiseは銀行ではないので、次のことはできません。
利息がつかない
Wiseの残高には利子はつきません。
預金保護を受けない
預金保険機構による預金保護を受けません。すなわち銀行が倒産した場合には1000万円まで戻って来ますが、Wiseにはそのような保護はありません。
もっとも、Wiseでは、Wiseの金銭と顧客の金銭を分けて保管する独自のセーフガードを導入しています。
セーフガードの詳細については「ワイズ(旧トランスファーワイズ)は安全か?倒産時の処理・事業規模・個人情報ポリシーを調査しました。」で解説しています。
Wiseデビットカードの料金
- カード発行手数料 1200円 初回のみかかります。
- 口座維持手数料 無料
- Wiseのアカウントに保有している通貨での支払 無料
- Wiseのアカウントに保有していない通貨での支払 0.35%〜2.85%の手数料(金額に応じて変わります。わかりにくいですが、いずれもクレカより安い金額です。)
- ATM引出手数料 1ヶ月に250ドルまで無料。それ以上は2%
Wiseデビットカードを作る手順
1. こちらのリンクからWiseのアカウントを開く
上のリンクを使うと、海外の銀行への送金手数料が初回無料になります。(既にアカウントがあれば不要)
2. 本人確認をする
アカウント開設&本人確認の手順は、最安の海外送金サービス「ワイズ」(旧トランスファーワイズ)で口座開設する手順【安い・速い・オンライン】で解説しています。
以前は郵送物を受け取る必要がありましたが、現在はオンラインで完結するようになって迅速です。
3. ボーダレス口座を開く&Wiseデビットカードを申請する
4. カードが届いたらアクティベートする
結論:海外と取引のある人ならWiseで無駄な支出を節約できる
日本発行のクレジットカードでの支払いをWiseデビットカードに変えるだけで数%の節約になります。また、現地で両替商を探し歩く必要もなくなります。
Wiseデビットカードは、オンライン・お店での決済を問わず、外国通貨での支払を行う全ての人におすすめできる決済手段です。
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