安くて速い国際送金サービスWise(ワイズ・旧トランスファーワイズ)の使い方

念願の留学生活!でも、海外送金にこんなにお金がかかるとは思わなかった。手数料が痛い・・・

駐在先から日本への仕送り手数料が高い。安くする方法はないだろうか。

と思っている方へ。

銀行での海外送金は手数料が高すぎます。解決策はWise(ワイズ・旧TransferWise)を使うこと。国際送金の手数料が格段に安くなります。既に外国暮らしの長い日本人や外国人の間では常識となっているサービスです。

この記事ではWiseで数百万円を送金してきた私が、ワイズの使い方を解説します。

ワイズをすぐに使い始めたい方はこちら(初回送金手数料が無料になるリンクです)≫ネットでかんたん海外送金|トランスファーワイズ公式サイト

そもそも、なぜWiseを使うと良いのか

そもそも、なぜWiseを使うと良いのかを簡単におさらいしておきましょう。

従来の海外送金は高すぎた

平均的な日本のメガバンクから海外に送金すると、

  • 固定手数料数千円+送金額の1%程度

がかかります。

銀行の海外送金手数料は高すぎで、定期的に送金する場合は相当な損になります。送電線の漏電のようなもので、完全に無駄な支出です。

海外に100万円送るのに三菱UFJ銀行を使うと、約1万7千円の手数料がかかります。

Wiseでは安く海外送金できる

Wiseで海外に送金すると、

ワイズの海外送金手数料は、

固定手数料132円 + 送金額の0.64%

しかかかりません。銀行と比べて、手数料を最大8分の1まで節約できます。

国際送金の手数料比較|Wise・メガバンク・PayPal【結論:Wiseが最安】」で、銀行やPayPalとより詳細に手数料を比較しています。

Wiseは高すぎる手数料問題を解決するためのスタートアップで、PayPal創業者など著名人や有名企業が出資しています。日本からは三井物産も出資しています。

ユーザー規模は全世界で1000万人が利用しています(2021年時点。Wise公式サイトより)。

ワイズの使い方の流れを見ていきます。

ワイズで国際送金する方法

1.アカウント開設

まずはアカウントを作りましょう。口座開設はオンラインで完了します。お持ちでない方は、こちらから作ると初回の手数料が無料になります。

\Wiseのアカウント開設はこちらから(初回手数料無料のクーポン付き)/

Wise公式サイト

次の項目を入力します。

  • メールアドレス
  • 居住国
  • パスワード

口座開設の詳しい手順は、「国際送金サービスWise(ワイズ)で口座開設する手順」でスクリーンショットを載せて解説しています。

2.送金額を入力

  • 送金額
  • 送金先通貨
  • 送金先の口座情報

を入力します。

上の画面のように、この時点で受取金額手数料が総額で分かります。

3.(初回のみ)個人情報の登録

ご自身の個人情報を入力します。

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 電話番号(SMSを受け取れるもの)

4.(10万円を超える初回送金時のみ)本人確認

次のいずれかをアップロードして本人確認を行います。オンラインで完結します。

  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 在留カード

マイナンバーカードが無い場合は、マイナンバー記載の住民票か通知カードもアップロードします。

さらに、画面に表示された数字と身分証明書の写真を撮ってアップロードします。身分証明書が今あなたの手元にあることを確認するためです。

ちなみに、10万円以下なら本人確認せずに送金できます。

5.入金

  • ワイズの銀行口座
  • あなたの会員番号

が画面に表示されます。

これをメモしたらワイズのウェブサイトは閉じてOKです。あとはワイズの口座に入金しましょう。

入金方法については「国際送金サービス「ワイズ」の入金方法を解説【銀行振込・デビット・クレジット・マルチカレンシー】」でさらに詳しく解説しています。

マルチカレンシー口座を使うこともできます。

マルチカレンシー口座で送金した際の体験談については、「手数料6.73ドルでアメリカから日本に10万円を送金した話【Wiseマルチカレンシー口座の使い方】」に載せています。

6.着金

数分~数日でお金が届きます。進捗状況はワイズのサイトで確認できます。

着金が遅かったり送金がキャンセルされた場合の対処法は、「ワイズで送金できない場合の理由と対処法【送金キャンセル/着金が遅い/反応が無い】」で解説しています。

おまけ.Wiseデビットカード

Wiseは、日本円など好きな通貨をチャージすれば、世界中で現地通貨のカードとして支払に使えるデビットカードを発行しています。

発行手数料1200円を払えば、Wiseの安さで海外通貨での決済を簡単に行うことができ、私も重宝しています。

デビットカードについては「Wiseデビットカードの評判は?【海外に行く人必携】」をご覧ください。

ワイズを使用する際の注意点

日本からの送金上限は100万円(迂回策あり)

日本から外国への送金では、送金できる上限金額は100万円です。100万円超の金額は数回の送金に分けて送ればOKです。

なお外国から日本への送金は、100万円を超えるお金も一度で送れます。

Reference Numberの入力を忘れずに

ワイズへの入金時に、振込名義人欄に、Reference Number(Pから始まる番号)を入力するのを忘れない様にしましょう。

これが無いと、着金確認が遅くなるそうです。

とはいえ、私も先日入力を忘れてしまいましたが、いつも通り数分で着金しました。

Wiseの安さの理由

Wiseが安い理由は、国際送金を国内送金に変換する独自のシステムにあります。これによって、お金が国境を越える時に生じる銀行手数料を迂回しているのです。

ちょうど正反対の送金をしようとしている2人がいたとします。

A国→B国へ送金したい人(100ドル分のA通貨→B通貨への両替)
B国→A国へ送金したい人(100ドル分のB通貨→A通貨への両替)

Wiseは、このようなペアを見つけて2人の資金を交換します。

→100ドル分のA通貨を渡す→
←100ドル分のB通貨を渡す←

そうすることで、実質的に送金したのと同じ状態を作り出せます。

A国→B国へ送金したい人(100ドル分のB通貨をゲット)
B国→A国へ送金したい人(100ドル分のA通貨をゲット)

要するに、Wiseの安さの秘訣は、反対方向に送金したい2人をマッチングしてお金を交換する点にあります

手数料の高い国際送金を手数料の安い国内送金に変換できるので、料金が下げられるという仕組みです。

ワイズのように変革的なアイディアで既存の業界を革新する金融ベンチャーを「フィンテック」と呼びます。(Finance + Technology)

まとめ

以上、ワイズで送金する際の全体的な流れを説明しました。

ワイズは安いだけでなく、着金が速く、オンラインで全て済むという利点もあります。このようなサービスができた今、銀行に高い手数料を払い続ける理由はありません。

こちらのリンクからアカウント開設すると、初回送金手数料が無料になります。

この情報が役に立てば幸いです。

コメント

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